詐欺被害の内容 その1
この件は、振り込め詐欺と同等の事案になりました。
事の流れ~
「G]という会社からの電話接触に始まり、担当者「T]なる者から説明を受け巧みに相手ペースに乗せられた格好となりました。
世の中、絶対と言う事がないのと同じで、競馬に関しても同じだと説明し同意を得る事から始まっています。
しかし、限りなく100%に近い結果を残すことができるんですが、その方法を知りたくありませんか?と問いかけてくる。
それは、八百長と言ってしまえば聞こえは悪いですが、仕組まれたレース展開を作ることができるんですよと意味深な説明。
この仕組まれたレースは中央競馬のみならず地方競馬でも密かに行われており、競馬関係者の中では暗黙の了解と言った業界体質であるとも言っています。。
俄かにこのような事を言ってもとても信じられないでしょうから、その仕組まれたレースの実態をお見せしましょうと畳みかけてくる。
それは一体どういう事かと尋ねると、実際のレースを見てもらい着順が言ったとおりであるかを見ることができると言うものでした。
見てみたいですかと尋ねてくるので、是非にでもと返答すると、では、お見せしましょうと言う事になりました。
レースは大井競馬場のネット中継で8レースでした。
馬券購入締め切り後、レース展開中に着順をメモしてくれと言うのでメモると、6-2-1の3連単が1点的中している結果を見せつけられました。
買目は僅か1点の3連単的中、普通ではあり得ない買目であり1点提供している情報会社もまずないので、これが本当であれば負けるはずはないと言った思いを抱くように導かれたというのが相手の策略だと今は思っています。
この結果は何がしらのトリックを使ったものだと想像していますが、どのようにしたのかは未だ不明ではあります。
このようなレースは何度でも見ることができますが、また見たいですか?と問いかけてきたが一度見れば十分だと断りました。
そうこうした状況から、このようなレースに誰でもが参加できるものではないと言った事はお分かりだと思いますが、これに参加する権利を得るにはそれなりの審査をクリアしてもらう必要があると言ってきたので、なら受けてみようと言う話になる。
それでどうするのかと尋ねると、会社の上司である「S]本部長の面談をしてもらい、晴れて合格された暁には参加していただけますとなる。
勧められるままに面談を受けると、威厳を付けた話しぶりの上司を演ずるそれなりの年配者の声が聞こえる。
一般的な質問に始まり、獲得した配当の使い道を尋ねてきたので新築資金にするというと納得したそぶりを見せ終了となる。
これら総ての内容は電話によるものでしたが、約束時間をしっかりと守り几帳面極まりなく、時差1分以内の着信となり信用を得るための演技だったと思われる。
正確過ぎる事が今となっては不信感を増す結果となります。