被害回復分配金決定書

被害者救済措置の一種になるものだと思うのですが、今回は銀行から詐欺被害にあっていませんか?と連絡が入り被害に遭った金額の一部が戻ってくると言うものになります。

事の経緯はと言うと、G社から競馬情報詐欺に遭った内容ですが、情報提供は一切されておらず連絡も取れなくなったと言った最悪の結果に陥ったというものです。

このような悪質な会社に遭遇したのは今回初めてで、これぞ正しく詐欺被害者だと言わざるを得ません。

何と悪質な集団に引っかかってしまったと後悔しても後の祭り。

詐欺に利用された銀行は住信SBIネット銀行で、この銀行にしてもいい迷惑だと思います。

被害に遭って諦めていた頃に銀行から詐欺と思われる振り込みをされていませんか?と問い合わせが入り返還手続きを開始しました。

「犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払い等に関する法律」第13条ににもとづく支払い該当者決定を行ったという書類が届き救済金として戻ってきました。

但し、満額と言うわけではなく、支払った額の1割にも満たない金額ではありますが、多少でも戻ってくることを考えると少しは気が収まると言うものです。

住信に振り込まれた金額の総額は800万円弱だそうで、その9割がたの金額は他の銀行へと振り込まれていたり、引き出されていたりしているようです。

資金の流れを追うと、住信からゆうちょ銀行へと流れているそうで、ゆうちょ銀行の口座にも残金があるようならば戻ってくる可能性があるようです。

ゆうちょ銀行いも被害者救済分配金請求の書類を送ってあるので、その後どうなったのかは連絡待ちの状態となっている処です。

このような返還手続きを行うだけでも結構な労力となるので、嬉しさ半分悔しさ半分と言った気分です。

詐欺にあった者が言うのも何ですが、最悪の状況を想定した金額に抑える事は重要だと思いますし、何より怪しそうな案件には手を出さないと言う事が一番ではないかと思います。