ある見知らぬ情報会社の実話 その2

説明の中で不的中保証なるものがあると言い、それは何かというと、1万円の馬券代を支払い情報会社の方で購入する条件で不的中が出た場合の話になります。

保証はいらないから自分で購入するというと、それはできないと言い、これらのことからも怪しさを禁じえません。

できない理由として、過去に配当金を持ち逃げされたことがあり、その対策としてのことなのでご理解をと言っていますが、もっともらしい理由付けにはなりますが信じることはできません。

ちなみに3連単の的中金額は60,390円なので、もし、本当に的中しているのであれば6,303,900円の配当金となり、仮に3割支払ったとしても400万円以上の収益となるため喜ばしいことです。

上記のように、500万円以上の配当額となるため全額を振り込むと税制の方で違法となるために、的中配当額の3割分を先払いを行った後に全額を払い戻しするというものであり、どう考えても不自然さが拭えず、これはおかしい?と誰もが思うのではないだろうか。

悪く考えると、新たな振り込め詐欺と思われるような手口であり、果たして税制の問題とは到底思えません。

そこで、180万円の先払いは難しいと告げると、半額ではどうかと持ち掛けてきたのでそれも無理だと突っぱねると、更に60万円を私が立て替えるので20万円を何とか工面してほしいと言ってきたので、ムリ無理と突っぱねという顛末でした。

恐らく馬券代と称して支払った1万円は戻ってこないと思いますが、600万円欲しさに数十万円を言われるがままに支払ったとしても、配当金は振り込まれてこないだろうと安易に想像できてしまいます。

冷静に考えれば判ることだと思いますが、馬券は自身で購入することが前提であり、別に訳も分からない会社に購入してもらう必要性もなく、ハナから嵌める魂胆がまるわかりだと考えます。

600万円あんたに差し上げるので1万円は返してねと言ってやります。

恐らく戻っては来ないとは思いますが。

酷い話でした。

 

ある見知らぬ情報会社の実話 その1

突然見知らぬ番号からの入電であったが話を聞いてみる事にした。

その内容はというと、5年以上前にこの会社の登録をしていて毎年ポイントが付与されているそうで、そのポイントの金額は現在50万円を超えているという話であった。

このポイントを使い特別な情報を取得することができるといった話で、うさん臭さは感じるものの興味本位で聞き進めてみた。

詳細は、3連単1点情報で次回の日曜日のレースを対象にしており、配当額は少なくとも100倍以上は見込めるとの話であった。

馬券費用として1万円~3万円を想定しているというので、1万円を振り込み結果を待つこととなる。

この話を聞いた感想は、如何にも出来すぎていると思われるが、最小限の被害を想定して応じてみた。

当日のレースはどこの開催で何レースかを当日に連絡を入れると言っていたが、結果的にそうはならず翌日に持ち越しとなった。

で、その結果はというと、3連単1点情報が的中しており、おめでとうございますと連絡が入り、その的中額を取得する方法を伝えてきた。

事前に、オッズは100倍~800倍となるそうで、500倍以下は20%、500倍以上は30%のマージンを取るという事であった。

 

有料情報「ICHI」を試して

比較的低額な情報ではありますが、実際に試してみた結果が以下になります。

札幌8レース 12頭

5
7,9,10,12
7,9,10,12

3連単12点:5-7-9 2,450円 ☆彡


新潟9レース 15頭

5
4,11,13,14
4,11,13,14

3連単12点:12-9-13 227,450円 ★


札幌10レース 15頭

2
6,9,12,15
6,9,12,15

3連単12点:7-4-10 1,120,370円 ★


札幌11レース 14頭

11
2,4,8,12
2,4,8,12

3連単12点:4-7-13 1,057,170円 ★


4鞍中1鞍の的中となりましたが、投資金額に対して回収金額を比較すると明らかにマイナスとなり傷口が小さくなっただけの結果でした。

この情報に参加する前の結果を見ると、相応の回収率となっておりこんなはずはないと思います。

さすがに100万馬券を取ることは難しいとは思いますが、大荒れ予測はできていないということになり、本当に的中を取らせるつもりがあるのであれば見送るレースだと感じています。

その後も2回ほど試してみましたが結果は同じとなり、この情報会社からは手を引くことが正解ではないかと結論付けました。

謳い文句通りではないということが良く判りました。

 

迷惑電話

迷惑な可能性の高い着信がありました、こんなメッセージが出る電話は最近少なくなったように思えます。

これもコロナのなせる業と思われますが、ここ最近は情報会社も積極的な勧誘は行っていないとも考えられます。

何はともあれ平和になって良かったと思いますが、何時まで続くのかは判りません。

しかし、メルマガにおいてはそうではありません。

登録した覚えのない会社からドンドン送られてきますので迷惑ホルダに直行となっています。

1日に100件余りとなっており、ゴミの処分に困るほどです。

これらを見ると活発に活動している事が伺い知れます。

電話と違ってメルマガであれば迷惑印をつける事により選別できるので問題ありませんが、迷惑行為に何ら変わりありません。

 

被害回復分配金決定書

被害者救済措置の一種になるものだと思うのですが、今回は銀行から詐欺被害にあっていませんか?と連絡が入り被害に遭った金額の一部が戻ってくると言うものになります。

事の経緯はと言うと、G社から競馬情報詐欺に遭った内容ですが、情報提供は一切されておらず連絡も取れなくなったと言った最悪の結果に陥ったというものです。

このような悪質な会社に遭遇したのは今回初めてで、これぞ正しく詐欺被害者だと言わざるを得ません。

何と悪質な集団に引っかかってしまったと後悔しても後の祭り。

詐欺に利用された銀行は住信SBIネット銀行で、この銀行にしてもいい迷惑だと思います。

被害に遭って諦めていた頃に銀行から詐欺と思われる振り込みをされていませんか?と問い合わせが入り返還手続きを開始しました。

「犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払い等に関する法律」第13条ににもとづく支払い該当者決定を行ったという書類が届き救済金として戻ってきました。

但し、満額と言うわけではなく、支払った額の1割にも満たない金額ではありますが、多少でも戻ってくることを考えると少しは気が収まると言うものです。

住信に振り込まれた金額の総額は800万円弱だそうで、その9割がたの金額は他の銀行へと振り込まれていたり、引き出されていたりしているようです。

資金の流れを追うと、住信からゆうちょ銀行へと流れているそうで、ゆうちょ銀行の口座にも残金があるようならば戻ってくる可能性があるようです。

ゆうちょ銀行いも被害者救済分配金請求の書類を送ってあるので、その後どうなったのかは連絡待ちの状態となっている処です。

このような返還手続きを行うだけでも結構な労力となるので、嬉しさ半分悔しさ半分と言った気分です。

詐欺にあった者が言うのも何ですが、最悪の状況を想定した金額に抑える事は重要だと思いますし、何より怪しそうな案件には手を出さないと言う事が一番ではないかと思います。

 

同一の宛名ラベル

1日に8通のダイレクトメールが送られてくるのですが、その中で宛名ラベルを見ると同じラベルを使用している事に気づきます。

会社名は総て違っているのに、どうして?と考えるに、個人情報流通業者から出回っている可能性が高いように思います。

その根拠は、社名が違えば電話番号も違っているので、複数の組織が関係しているんじゃないかと考えられるからです。

ちなみに、どのような会社かと言うと下記のようになります。

啓〇会、共〇優〇〇、I〇S、宝〇〇館、W〇L、T〇ア〇〇〇〇ト、の6社です。

残りの2社は独自ルートでの情報収集だと思われます。

社名の一部を伏せてある理由は、公表した会社からのクレーム防止措置だと思ってください。

数年前になりますが、社名総てを公開した所かなりの会社からクレームが入り苦慮した経験があります。

その会社が言うには、営業妨害だとか虚偽の内容だとかと言って、いちゃもんをつけてきて、損害賠償を行うために個人情報開示を求めてきたことがありました。

もう少し、真摯に受け止めてほしいものだと当時は考えました。

謳われているような結果に一度たりともならないのですから。

今回のダイレクトメールも中身を見るまでもなく、ゴミ箱に直行となりましたが、このような経験をされている方はかなりいらっしゃるのではないかと思います。

このような事柄についての対処法は、相手にしない事が一番だと思います。

電話での勧誘行為についても同じことが言えると思っています。

もし、やってみたいと思うのであれば、自分にとっての最小な金額でリスク回避を図ることが重要だと考えます。

試してみても、まずダメだと思いますが。

 

1レース10万円勝負

「S」社から3連単10点前後の買目を、ある確信の持てるレースに10万円投資しませんかと言ったお誘いが舞い込んできた話です。

興味を惹かれたので、どのような内容なのかを聞いてみました。

それによると、VIP専用情報が近々降りてくる予定となっているのですが、このような特別な情報を経験されていない方限定で今回執り行われるとの事。

的中精度は100%と言とは言えないが、90%以上の的中率を誇るため安心して参加できるというものでした。

情報料金は的中額の3割を支払えばよいと言う事でした。

ただし、馬券購入は「S」社が行うので馬券費用は振り込まなくてはならないという条件付きです。

ちょっと怪しいと言った感覚は少しはありましたが。

しかし、提供側とすれば、本当に指定された通りの金額で購入するのか判らないと言った心配があるための対策だと考えればある意味納得しますが、顧客側から考えても全く同じことが言えるため思案のしどころだと考えました。

暫く考えましたが、この話に乗ってみようと決断し参加することにしました。

その結果はと言うと、阪神12レースの買目

2,9ー2,9-1,4,5,6,7,10

3連単フォーメーション12点:9-2-6 37,900円 ☆彡

この結果はレース終了後30分以上経過してから聞かされたものなので、懐疑的に考えると怪しい?と思えるのかとも思えます。

的中結果を聞いた翌日に振り込みがなされました。

本当に3連単12点を10万円購入していれば、1点当たり8,300円となるので37,900円×83=3,145,700円振り込まれていなければなりません。

この金額から3割を差し引いても220万円は入っているはずだと考えていましたが、実際の振込金額は37,000円のみとなっており即どういう事かと電話を入れました。

そうした所、1点100円しか購入していないのでこれだけの金額となったと意味不明な説明をしてきました。

じゃ~何のために馬券費用として10万円を振り込んだのかと言い寄ると、その説明は情報部の方で行うので違う電話番号へかけなおしてくれと言う話になった。

たらいまわしに遭った気分で電話を入れると、振り込んでもらった10万円は情報料金として振り込まれたものであって馬券購入費用ではないと意味不明な回答。

担当者は逃げるし、情報部の誰とも判らない者からはそんな話は知らないと突っぱねられ、これで実態がよく判ったという落ちでした。

恐らくは、どうどりきんでみても覆る事はないと諦めこれで終わりとしました。

そうした所、少しは悪いと思ったのか、今度は馬連3点を1点500円で購入したのでと言って5,000円を振り込んできました、

それでも10万円には程遠く結局の処6万円弱のマイナスと言う散々な結果で終わりにしました。

今後二度と付き合う気はありませんが、それでも時々連絡が入りカモれると踏んでの事だと思いますがバカにされた感じで後味悪し。